『運命と復讐』が「本の雑誌」2017年度ベスト10に

『運命と復讐』が「本の雑誌」の今年度の現代文学部門ベスト１０に選ばれた。
　じつはベスト１０入りを知って雑誌を買いに行ったとき、まさかそのリストのトップに挙げられていようとは思ってもいなかった。
　記事全体のタイトルが「夫婦の視点が交錯する大長篇『運命と復讐』」となっているのを見たときはひっくりかえりそうに。
　しかも、日本の小説と翻訳物を同列に並べての現代文学というくくり。これだけ錚々たる日本の作家の作品と拙訳書が肩を並べている光景が見られるなんて感無量だ。選者は佐久間文子さん。
　ほかにもSF、ミステリー、時代小説、ノンフィクション、エンターテインメントの年間ベスト１０が出ているので、よかったらのぞいてみてください。「本の雑誌 2018年１月号」