新潮クレスト・ブックスとは
ローレン・グロフ作『運命と復讐
』は新潮社の〈クレスト・ブックス〉の最新刊。
ご存知の方も多いと思うが、クレスト・ブックスは海外の新しい文学を紹介する叢書だ。同社のホームペーによると、小説以外にノンフィクション作品も含まれる、きわめてゆるやかなシリーズとのこと。さらにホームページから引用すると、「ただひとつ心がけているのは、ともかく『よい作品』(と担当者は考えるということですが)を厳選すること。そして、編集者でも翻訳者でも、ともかく誰かがほれこんだ作品であること」
『運命と復讐』の場合は、私がほれこんだ、といっていいと思う。
原作のFates and Furiesを初めて手にしたとき、二、三ページめくったらもうやめられなくなり、ほかの仕事を抱えていたにもかかわらず、一気に読んでしまったのをおぼえている。
そのときの感想がこちら。いわゆるネタばれにつながる部分もないではないが、『運命と復讐』のおもしろさを素直にストレートに伝えている文章なので、のぞいてみていただけるとうれしい。 クレスト・ブックスに関しては、毎年書店でフェアが行なわれている。今年のクレスト・ブックス・フェアの冊子(左の画像は表紙と『運命と復讐』紹介ページ)はウェブ上でも見ることができる(画像をクリックするとPDFが開きます)。
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